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日本おにぎり協会のブログです。おにぎりやおむすびに関することから、「のり」「具」「素材」にいたるまでおにぎりの役に立つ情報を発信しています。

食べるまでの時間を考慮した握り方とは

おにぎりは、握り方ひとつで味が変わる日本の伝統食です。ここでは、食べるまでの時間を考慮した握り方をご紹介します。

すぐにおにぎりを食べる

すぐにおにぎりを食べる場合は、通常どおりの炊き方・水加減でごはんを炊いても問題はありません。また、握り方もそこまでこだわる必要はありません。なぜなら、握ったあと時間を置かずにすぐに食べるからです。どのような食材にも経時劣化(けいじれっか)という概念が存在します。特に外食や中食産業に従事している方はよく分かると思います。製造してから口に入るまでの時間を計算して作らないと良い商品はできません。

朝作ったおにぎりを昼に食べる

4〜5時間後に食べる場合は、以前、ご紹介した口どけが良いおにぎりを作る方法とはを参考にしていただければと思います。炊き方や水加減もおにぎりの味に関係してきます。

朝作ったおにぎりを夜に食べる

8〜12時間後に食べる場合は、上記の口どけの良いおにぎりを作る方法を参考にするのは当然のことながら、衛生の問題もでてきます。中に殺菌効果のある具(梅など)を入れるのをおすすめします。傷みやすい卵関連の食材(マヨネーズ系の食材など)は、あまりおすすめできません。また、時間が経過すると乾燥も関係してきます。空気が入らないようにしっかりとラップやアルミホイルでおにぎりを包むことが重要です。

まとめ

作ったおにぎりをすぐに食べる場合は、通常どおりの炊き方・水加減でごはんを炊いてOK。また、握り方もそこまでこだわる必要はありません。時間を置く場合は、中に入れる具に注意することとごはんの炊き方や水加減を注意して、ふわっと空気を入れるように握るのが重要です。

おわりに

食べるまでの時間別のおにぎりの握り方をご紹介しました。「日本おにぎり協会」は、おにぎりを通じたコミュニケーションで人と人を繋ぐことを目的として設立しました。既存のおにぎりにとらわれず、新しいカタチのおにぎりを生み出していきます。ご興味がある方は、お気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。本記事を読んで、少しでも役に立つと思いましたら、「はてブ」「twitter」「facebook」のボタンを押していただけますと励みになります!

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