おにぎりの定義
おにぎりの定義
おにぎり(おむすび、にぎり、むすび)とは、炊飯米のみまたは、炊飯米と何らかの具材を組み合わせた料理を指す。一般的におにぎりの具材は、梅・鮭・昆布などが定番となっております。従来のおにぎりだけでなく、具材を中に入れて炊飯米で包む料理もすべておにぎりです。
表記としてのおにぎり
日本おにぎり協会では、「おむすび」でなく「おにぎり」と呼びます。NHKのおにぎり調査の結果からも「おむすび」と「おにぎり」は地区や形状によって名前が変わるということが分かっています。そして、NHKのアンケート調査によると約90%の人が「おにぎり」と読んでいることが分かりました。そのため、日本おにぎり協会では「おにぎり」と呼ぶべきだと考えております。
おにぎりが初めて食べられたのは?
弥生時代後期の遺跡である「チャノバタケ遺跡(石川県)」から、おにぎりと思われる米粒の塊(炭化したもの)が出土しています。また、この炭化米には人間の指によって握られた形跡発見されていて、当時最古のおにぎりとして話題になりました。その後の研究では、炊かれて握られたものというよりは、おそらく蒸された後に焼かれたものとされ、ちまき(粽)に近いものとされています。そのため、おにぎりが初めて食べられたのは、弥生時代後期というのが、現段階で分かっていることです。